義経の北国落(4)
どんな伝承か
源義経が兄頼朝に追われ、加賀の安宅関をどうにか越えて奥州へ向かう途中、魚津の大海寺野にさしかかってしばらく体を休めた。そのとき浜の方に大きな森が見えたので、あれは一体何かと尋ねると、村の人が、魚戸といって諏訪の宮の森ですと答えたという。諏訪の宮の森というのは今もある諏訪神社のある森で、杉の大木が一ぱいに生い茂り、昼間でも恐ろしい所であったといわれている。
原典より
源義経が兄の頼朝からおわれて加賀安宅関をどうにか越えて、奥州へゆくとき魚津市大海寺野へさしかかって暫く体を休めたとき、浜の方に大きい森が見えたので、あれは一体何かと尋ねられた。—— 日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。