龍神池をよけて曲がる名鉄の線路
どんな伝承か
名古屋電気鉄道、いまの名鉄犬山線の線路を敷くことになったとき、平田寺の境内にある龍神池を埋め立てる工事をすると祟りがあると言われ、工事はなかなかはかどらなかった。そのために、この池のあたりで線路がカーブを描いているのだと語り継がれている。池は大正元年の敷設のときに西側の半分が埋め立てられたという。
原典より
そのために、この池のところでは線路がカーブになっているといわれている—— 西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史)
『西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異』は、西春町の町史の民俗編である。九之坪・岡・沖村・石橋など町内の各ムラに残る御嶽山や塚、堂、小祠、石塔、家の神、祈禱師、祈願と参詣、霊威と祟り、狐や狸の怪異と憑きものを、聞き書きと『徇行記』や村絵図などの記録から記す。霊と神、祈願と参詣、霊威と怪異の三節に続けて、第十二章の伝説の節をムラごとの十八項に分けて並べ、最後の項の五条川の大蛇の目撃談で結ぶ。