そば畑で狐に化かされる(泉)
どんな伝承か
夏の宵になると、このあたりでもそば畑いっぱいに白い花が咲く。ある人が帰ってくると、そのそば畑が川のようになっていた。浴衣の裾をまくり上げ、夜明けまで「おお深い、おお深い」と言いながらいると、通りかかった人に声をかけられて正気に戻ったという。狐に化かされていたのだといわれる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書・自治体史(民俗))
『竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)』第8章口承文芸所収の伝説・怪異。茨城県龍ケ崎市の馴柴・八原地区に伝わる口承を採録する。