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根尾谷の仙女

所在地岐阜県本巣市
年代江戸期(大水災の年)
登場山中に住む仙女、斎藤道三、仙女の出自に関する伝承上の人物(誤伝とされる)
出典日本の妖怪

どんな伝承か

今年は雨が多く、美濃国も先月十四日に水害があり、長良川がことに溢れて決壊し、尾張領も堤三千間が決壊した。溺死者は今日判明した分だけで百人ほど、実際には二百人からとも八百人、千人とも言われるほどの惨事であったという。大垣領のあたり、北美濃と越前の境、根尾野村の山中には仙女が住んでいると伝えられている。はじめは斎藤道三の娘だと言い伝えられていたが、実は越前の朝倉氏の家臣の妻で、朝倉没落のとき懐妊の身で山中へ逃れ、そこで女子を出産した。その娘が幽穴の中で成長し、今年で二百六十歳ほど、顔つきは四十歳ほどに見え、髪はシュロの毛のようだという。まもなく写真も届くはずだと、九月四日付の手紙は伝えている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の妖怪(早川純夫・早川純夫・妖怪史・昭和)

早川純夫『日本の妖怪』。神話時代から江戸まで、日本の妖怪と妖異を歴史の流れに沿って描く。

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仙女長寿山中根尾谷洪水

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