かちかち山
どんな伝承か
常陸太田市域に伝わる昔ばなし。山へ木こりに行ったお爺さんが狸を捕らえて持ち帰り、吊るしておいた。お婆さんが一人で餅つきをしていると、狸は縄を解いてくれと頼み、正直なお婆さんが解いてやると、狸はお婆さんを殺してその姿に化け、肉を煮てお爺さんに食べさせた。お爺さんが「うまいなあ」と食べていると、戸の陰から狸が「自分の婆を食っている」と正体を明かして逃げていったという。
原典より
むかしむかし、お爺さんが山へ木こりに行って、狸をおさえて帰ってきた。—— 常陸太田市史 民俗編――伝説(常陸太田市(編)・常陸太田市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
常陸太田市史 民俗編――伝説(常陸太田市(編)・常陸太田市史・自治体史(民俗))
『常陸太田市史 民俗編』第五章所収の伝説。茨城県常陸太田市に伝わる自然・社会・人物・信仰伝説を採録する。