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竜鳥の羽根と牛渡沼の牛退治

所在地茨城県土浦市矢作(牛渡沼)
年代伝承
登場源六
出典土浦市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

矢作のむらにはかつて牛渡沼という沼があり、そこに棲む一頭の牛が近くを通る人々に害をなしていた。あるとき、どこからか一羽の竜鳥が飛んできて鳴き、見ていた源六の前に人形のついた羽根を落として去った。源六が羽根を持ち帰って首をかしげていると、一人の子どもが訪れ、この羽根をウツギの木につけて十二の的を作り、牛を射れば退治できると教えた。源六は矢と的をこしらえ、子どもと力を合わせて牛を討ち取った。これにちなんでむらを矢作、源六の苗字を矢口と呼び、沼に身を投じた子から児沼、的を張った所を的張免と名づけ、的を集めた塚に十二社権現を祀ったという。

原典より

源六は早速矢と十二の的を作って子供と力を合わせて無事に牛を退治しました。—— 土浦市史 民俗編――伝説(土浦市(編)・土浦市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

土浦市史 民俗編――伝説(土浦市(編)・土浦市史)

『土浦市史 民俗編――伝説』は、市史の民俗編のうち第一節「土浦の伝説」と第二節「ことわざ」の冒頭を収める。首洗い井戸、狐の嫁入りや化かされ話、宍塚大池の大蛇、佐野子のカッパの手、弘法大師の石いもと照井、大聖寺の竜の爪、如宝寺の木食上人の入定など、市内の地名・寺社・池にまつわる伝説を、古老の話や市報・ふるさと運動の調査・資料館の調査・『東村誌』から引いて記す。各話に見出しを立て、ことわざは天候・動物などの題目ごとに番号を付けて掲げる。

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