油揚げを持って一晩さまよう
どんな伝承か
我孫子市にある成田線の湖北駅から、油揚げの土産を持って小堀へ向かって歩いてきた。大した距離でもないのに、なかなか小堀に着かず、一晩中歩き回ってしまった。ようやく小堀に着いたときには服は泥だらけになっており、手にしていた油揚げも無くなっていたという。キツネに化かされた話として語られており、語り手自身が体験した話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史・自治体史(民俗))
『取手市史 民俗編2』第四〜六節所収の伝説・不思議な話・祟り。茨城県取手市に伝わる口承を採録する。