鹿塚と名馬白鹿
どんな伝承か
鹿塚は、その昔大鹿氏の名馬白鹿を埋めた所といわれる。『相馬伝説集』には大鹿城の南方の田圃の中にあると記されており、その田は現在住宅地となり、鹿塚のあった所は公園になっている。大鹿氏や一色氏は『常総軍記』に出てくる武将で、戦国時代にこの取手地方で覇を競った者たちである。近くの花立山には大鹿太郎左衛門の墓があったと言い伝えられ、饅頭のような形の石が転がっていたので長禅寺へ持っていったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史・自治体史(民俗))
『取手市史 民俗編2』第四〜六節所収の伝説・不思議な話・祟り。茨城県取手市に伝わる口承を採録する。