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春日部重行の勤王と新田義貞挙兵

所在地埼玉県春日部市
年代元弘三年(1333年)五月
登場春日部重行、時賢、新田義貞、春日部実景、北条高時、宝治合戦で三浦氏に味方し討死した重行の祖父(甲斐守)、鎌倉に滅ぼされた北条氏当主
出典行楽と史蹟の武蔵野

どんな伝承か

武州新方の荘司であった春日部甲斐守実景は、七十六歳の高齢ながら三浦氏に味方して宝治元年の合戦に加わり、一族もろとも討死した。以来、北条氏に好感を持てなかった春日部氏は、内心に反北条の思いを長く抱き続けた。実景の戦死から八十六年後、ついに機会が訪れる。上州新田の豪族新田義貞が、朝廷から北条氏追討の令旨を受け、元弘三年五月に挙兵したのである。これを聞いた春日部氏は、祖先の恨みを晴らす好機と喜び勇み、実景の孫にあたる当主重行、一名時賢を先頭に、一族郎従を率いて義貞の軍に馳せ参じた。この戦は新田軍の大勝に終わり、北条高時一門は鎌倉に滅び、重行も戦功によって滝口左衛門尉に任ぜられたという。

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出典の文献について

行楽と史蹟の武蔵野(寺島裕・昭和初期(1920年代~1930年代))

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