一晩で掘られた伊能の堀
どんな伝承か
東関東自動車道の近くに、一夜堀と呼ばれる窪んだ土地がある。昔、伊能の城に里見氏の大軍が押し寄せたとき、この場所が戦場になった。城の兵は敵の攻め手を防ぐため、一晩のうちに堀を掘り上げて戦ったので、そこを一夜堀と呼ぶようになったという。もっとも伊能方はこの戦いに敗れてしまったので、もとは一夜敗れと言っていたのが訛ったのだ、という説も土地には伝わっている。
原典より
東関東自動車道の近くに、一夜堀と呼ぶ窪んだ場所がある。—— 大栄町史 民俗編(大栄町) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大栄町史 民俗編(大栄町)
大栄町編『大栄町史 民俗編』を全26話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。