カッパの言い伝えと道真の和歌
どんな伝承か
日田のカッパは石井大明神の法力によって封じ込められているため、土地の人に害を及ぼすことはできないという。害をなすのは筑後国のカッパで、毎年五月初めに筑後川・三隈川を下って阿蘇へおもむき水神への挨拶を済ませ、六月上旬に再び川をさかのぼるとされる。かつて菅原道真が筑紫流罪の際にカッパたちへ和歌を教え、危害を加えないことを約束させたといい、川を渡る際にその和歌を唱えるとカッパの祟りを免れるとの言い伝えがある。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
大分県の民話 第1集(土屋北彦・大分県の民話シリーズ・江戸時代~明治時代(昭和初期の編纂と推定))