大晦日の客と積まれた白米
どんな伝承か
石川市に伝わる年の瀬の話。大晦日の晩、貧しい老夫婦は口にする物さえなく途方に暮れていた。そこへ身なりのみすぼらしい者が訪れ、一晩の宿を乞う。二人はもてなす物が何ひとつないからと、気の毒に思いながらも断った。ところが夜が明けてみると、その家には白米が山と積まれていたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。