隠れ里
どんな伝承か
宮崎県都城市の持尾では、田谷万五郎と持尾小次郎という二人の老人が持尾の隠れ世に通ううち仙人となり、神の召使いを務めるようになったという。今から二百数十年前、財部の正寿寺で飯炊きをしていた三蔵という男が母智丘で白髪の老人に出会い、隠れ世へ案内されて三月ほど手厚いもてなしを受けた。老人から口外を固く止められていたため、探しに来た近所の者にも声をかけられなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。