石の上からの求婚と良縁
どんな伝承か
平井に気の弱い若者がいて、ひとりの娘に恋をしながら、思いを打ち明けられずにいた。やがて娘に別の男との縁談が起こると、若者はいてもたってもいられず、大きな石の上へ登り、目をつぶって声のかぎりに求婚した。これが平井の呼び石である。二人はめでたく結ばれたので、以来この石に上がって呼べば良縁に恵まれるといわれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。