姥棄て山
どんな伝承か
姥棄て山にまつわる伝説の類話。総社市では、滝山入口の尾崎、延原の仏岳、日羽の死人谷、美袋の志島奥などに、昔、年寄りを捨てたという伝説があると伝える(『吉備路の伝説』)。飢饉などで食糧に窮した時代に、一定の年齢になった老人を山や谷へ捨てたという古い言い伝えが、市内の複数の土地の地名や地形の由来として語り継がれている。老母の知恵で難題を解き、老人を捨てる習わしがやめになったという話とも結びついている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。