立髪兵庫頭の家臣天下兵庫頭の城跡
どんな伝承か
下氏家町の金比羅宮のすぐ東に、二十坪ばかりの草地が残っていた。ここは立髪兵庫頭の家臣であった天下兵庫頭が居住した屋敷の跡といわれ、その辺りの土地を土地の人は掘廻と呼んでいる。城跡とはいうものの、遺構らしいものはこの草地のほかに残っていなかった。最近の土地改良によって付近一帯も田になってしまい、今では屋敷跡の位置を示すものは、金比羅宮との位置関係と掘廻という地名だけになっている。
原典より
金比羅宮のすぐ東に、二十坪ばかりの草地が残っている。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗))
福井県鯖江市の地名にまつわる口承を、自然物(樹木)・岩石・山谷坂・池泉川・家屋敷・神社寺院祠堂・人物事件・霊異妖怪のカテゴリ別に網羅する。樹木では矢留めの一本杉、観音様の大杉、鐘鋳りの松、三峯の大いちょう、てんぐ松、柿の木と膳椀(膳椀貸し)、三度グリなど。