太閤のお墨付き屋敷
どんな伝承か
吉田町の加藤吉右衛門の屋敷は、太閤秀吉のお墨付きによる御朱印地であったと伝えられている。加藤家は代々庄屋をつとめたが、先祖の年代があまりに古くはっきりしない。屋敷は方形で周囲に江溝があり、近年まで西と北の二方に土手があったことから濠であったと考えられる。明治二十五、六年ごろ土手を切り崩した際には土中から宋時代の古銭が多数出土したという。
原典より
加藤吉右衛門の屋敷は、太閤のお墨付きのいわゆる御朱印地であったといい伝えられている。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗))
福井県鯖江市の地名にまつわる口承を、自然物(樹木)・岩石・山谷坂・池泉川・家屋敷・神社寺院祠堂・人物事件・霊異妖怪のカテゴリ別に網羅する。樹木では矢留めの一本杉、観音様の大杉、鐘鋳りの松、三峯の大いちょう、てんぐ松、柿の木と膳椀(膳椀貸し)、三度グリなど。