火傷に効く薬師清水の小浚池
どんな伝承か
定次町の字薬師に小浚池という池がある。ここに生える薬草は火傷によく効き、治ったあとに痕を残さないと言われたため、以前は遠くから採りに来る者が絶えなかった。池のそばには薬師如来を祀る石の祠が据えられていて、そのため地元では薬師清水の名でも呼ばれてきた。舟津の七清水に数えられる湧き水のひとつである。
原典より
この池に生える薬は火傷に特効があり、傷痕を残さないといわれて、以前にはこれを採取に来る者が多かった。—— 鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
鯖江市史 史料編 第1巻(民俗編)――伝説(鯖江市(編)・鯖江市史・自治体史(民俗))
福井県鯖江市の地名にまつわる口承を、自然物(樹木)・岩石・山谷坂・池泉川・家屋敷・神社寺院祠堂・人物事件・霊異妖怪のカテゴリ別に網羅する。樹木では矢留めの一本杉、観音様の大杉、鐘鋳りの松、三峯の大いちょう、てんぐ松、柿の木と膳椀(膳椀貸し)、三度グリなど。