飯に畑を打たせた番頭の理屈
どんな伝承か
中山字原に伝わる笑話。主人から、飯が仕事をするのだと言われた番頭がいた。番頭はめんぱに飯を詰めて畑打ちに出かけると、その弁当をエンガの柄に縛りつけておき、自分は何もせずにいた。夕方、家へ帰って来ると主人に向かって、飯が仕事をするというのは嘘だ、と言ったという。言葉をそのまま受け取ってみせる形の、とんちの話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
高山村の民俗――昔話(群馬県民俗調査報告書 第21集・群馬県民俗調査報告書・民俗調査報告)
『高山村の民俗(群馬県民俗調査報告書第21集)』所収の昔話。群馬県吾妻郡高山村に伝わる口承を採録する。