種子島広田のチャイマワリ
どんな伝承か
鹿児島県西之表市種子島広田の盆行事チャイマワリ。公民館前の大石のそばに祭り棚を作り、盆月一日から十一日まで毎晩僧の読経のあと水をたむける。十五日には精霊を送って墓へゆき、続いて石塔山にある古い五輪塔十基を部落九組が詣る、精霊を丁重に送迎する複雑な盆行事として知られている。近隣の鳥羽志摩の八方伝とも比較して紹介されている盆行事である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の行方(最上孝敬・最上孝敬・葬送民俗・昭和(民俗学))
民俗学者・最上孝敬『霊魂の行方』。日本各地の葬送習俗を実地調査し、死者の霊魂がどこへ行きどう処理されるかを論じた葬送民俗研究の集成。