夜泣き石
どんな伝承か
長野県坂城町の坂城小学校から込山へ通じる道路の三叉路の南角に、夜泣き石と呼ばれる石がある。この石は毎夜深夜になるとシクシクと泣き、通りかかった人は誰もがその声を聞いたという。翌朝調べても人のいた形跡はなく、高さ約一メートルの石があるだけだった。この道は花嫁の婚礼行列が通ると、婚家で一生泣き暮らすか不縁になると言い伝えられ、今も花嫁はこの道を通らないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。