コンパスで描いたような円の光
どんな伝承か
大正十三年の七月ごろ、札幌の南三条西十一丁目にあった市電の車庫のあたりで、夕涼みをしていた沢田考士氏が空を仰ぐと、月ほどの大きさの真ん丸いものが北から南へゆっくり渡っていった。輪郭はコンパスで描いたように整った円で、明るさは晴れた晩の月よりいくらか弱く、色は桃色を帯びた黄だったという。沢田氏はのちに北海道学芸大学旭川分校の教授となった人物で、この体験は昭和三十七年になって地元紙の投書欄で紹介された。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・昭和)