消えた巡洋艦「畝傍」
どんな伝承か
明治十九年十二月、フランスに発注した最新鋭の巡洋艦『畝傍』は、最後の停泊地シンガポールで水・石炭・食料を補給し、二日後に日本へ向けて最後の航海についた。ところが「これより一路、横浜へ向う」の電信を打ったきり、消息を絶った。海軍当局は郵船会社の船に支那海一帯を捜索させたが、生存者も漂流死体も、船の一片すら発見できなかった。海軍省はついに「亡没シタモノト認定ス」と告示するに至った。乗組員ら百八十一人が失われた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代の怪奇-日本列島のミステリー地帯(鈴江淳也・昭和40年代(1960年代後半))
天狗は実在する=外川初次郎と天狗界/人魚の捕獲(カイ諸島)/日本列島のミステリー地帯/UMA・未確認生物/空中飛行と神隠し