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長尾郁子夫人の透視能力の発現と研究

所在地香川県丸亀市
年代明治43年
登場長尾郁子、菊地俊諦、今村新吉、京大今村博士、透視の能力者、丸亀中学校教頭・通信実験の取次ぎ、共同研究者・京大博士
出典心霊と神秘世界

どんな伝承か

丸亀の長尾郁子は、明治四十三年六月ごろ、千鶴子の新聞記事を読んで子供相手に試すうち、透視ができるようになった。千鶴子と違い、相手に顔を向け、実験物に手を触れずに透視したのが特長である。福来友吉が送った封書は、丸亀中学校教頭の菊地俊諦が重箱に入れて机に置くと『天成雨』と読まれ、封じ目の認印の字まで透視された。十一月十二日には長尾家で今村新吉らと共同実験を行い、黒檀の小箱に入れた『水天吉』『三吾木』『赤十字』を三回とも的中させた。

原典より

天成雨の三字は、開封の結果、全然的中であつた。—— 心霊と神秘世界(福来友吉・1932年(昭和7年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

心霊と神秘世界(福来友吉・1932年(昭和7年))

『心霊と神秘世界』は、文学博士福来友吉が著し、昭和七年に人文書院から発行された心霊研究と仏教思想の書である。御船千鶴子・長尾夫人・三田光一らの透視と念写をはじめ、霊の幻化、念動、物質化など国内外の心霊現象を実験記録とともに論じ、後半では自我・神秘世界・霊と生命を真言密教や華厳の教えによって説く。全五編からなり、この本文は昭和五十七年に心交社が出した復刻版で、梅原正紀・井村宏次らの「解説研究編」を付している。

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