犬の日に麦まきせぬわけ(打ち首)
どんな伝承か
麦まきをイヌの日にするなという。これをイヌくわずといった。あるところに大変利口な犬がいて、役所の前にいた。ある人が麦の種を盗んだのを、その犬は何でも嗅ぎわけることができたので吠えた。ところがその人はふんどしの中に種を入れて来たので、身体検査をされてもそこまでは調べられなかった。そのため、犬がまちがったということになり、犬は打ち首になった。こうしたわけで、イヌの日には麦まきをするものではないという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
群馬県史 資料編 27(群馬県史・江戸時代~明治時代の記録編纂)