森下の温泉(弘法大師)
どんな伝承か
むかし、森下の山のはじに温泉が出ていたという。弘法大師がこの辺へ来たとき、ムラの人に「なにが欲しいか」と聞いた。ムラの人が「湯が欲しい」と答えると、大師は持っていた杖で地面をついて湯を出してくれた。そのとき大師は「湯の中に、きたないものを入れると、湯が止まる」といった。ところが、あるとき乞食のような者が来て、湯の中に小便をしたとかいう。そしたら湯は、川場へとんで行ってしまったという。利根郡昭和村森下に伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
群馬県史 資料編 27(群馬県史・江戸時代~明治時代の記録編纂)