すくも塚
どんな伝承か
香取郡八都村の神生・米野など三区の境界地に、すくも塚と呼ばれる塚がある。すくもとは脱穀した籾殻のことで、その名のとおり、殻を積み上げた跡だという。延暦のころよりこの地方では農事がさかんで、古米を蓄えることがおびただしかったので、その籾殻が積もって山をなしたものであろうといわれている。今もその名を伝えて塚が残る。『香取私記』に見える話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 下総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・大正~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 下総の巻』を全179話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。