狩俣の蛇神の子
どんな伝承か
平良の南宗根に住む美しい娘が十四、五歳の頃、ひとりでに身ごもった。父母が問うと、夜な夜な名も知れぬ麗しい男が忍んで来ると答えたので、麻糸を付けた針を男の髪に刺させ辿ると、漲水御岳のイベの洞穴で大蛇の首に針が刺さっていた。夢に現れた大蛇は宮古島建設の神と名乗り、生まれる三人の子を三歳になったら連れて参れと告げたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。