背に日輪の斑点を持つ子
どんな伝承か
カンダトゥすなわち安里の家に生まれた男の子は、背中に日輪をかたどったような丸い斑点を持っていた。この話が琉球王の耳に届き、子は首里へ招かれて半年ほど養われたのち、多良間へ帰されたという。そのときの取り決めにより、船頭と運城御嶽の司は、以後この家から出すことになったと伝わる。仲筋に残る、太陽の印を負って生まれた子の由来である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。