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太陽神の嫁

所在地沖縄県宮古島市伊良部前里添
年代伝承(口承)
登場比屋地の神、美女、太陽神
出典日本伝説大系 第15巻

どんな伝承か

比屋地の神さまは非常に美しかったので神からも欲しがられ、朝起きて便所に坐っているところへ太陽の手が差し込むように見え、誰を夫にしたわけでもないのに妊娠したという。大きい兄は父を知らぬ子を孕んだと怒って追い出したが、二番目の兄が一緒に出て家を建ててくれた。まだ茅を載せぬ半作りの家で子が生まれると、七日目に天からきれいな着物や御馳走が落ちて来た。十日にも御馳走が落ち、次の年の誕生には大きな馬がきれいな人を乗せて庭に降り、乗りたいと泣く子を乗せると、そのまま連れて行かれた。次の年の同じ日にその神が現れたので、母も天へ上がった。天の神は、わしが父だ、伊良部島の土地を渡すから降りて島の主として暮らせと言って親子を降ろした。今もこの神を御願する時は、子ども神、母神とユタに憑るという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第15巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第15巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全185話(奄美・沖縄=南西諸島)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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