犬熊山
どんな伝承か
国富町の犬熊山に伝わる話では、彦火々出見命が狩に来た際、吠える猟犬を射殺すると、大熊がとびかかろうとしているのに気づき、一矢で仕留めた。命はその後、弓矢を三つに折り、犬と熊の霊を弔ったという。延暦三十二年、伝教大師がこの由緒を聞いて阿弥陀三尊を安置したのが万福寺の起こりと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第14巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第14巻』所収の「文化叙事伝説」「自然説明伝説」全75話(熊本・宮崎・鹿児島=南九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。