トップ大分県の伝承竹田市

穴森大明神

所在地大分県竹田市神原(穴森神社)
年代伝承(口承)
登場大太夫、花の本、あかがり大弥太、尾形三郎惟義、日向国塩田の徳人・花の本の父、大太夫の娘、花の本と大蛇の子、大弥太の五代の孫
出典日本伝説大系 第13巻

どんな伝承か

日向国塩田の徳人大太夫は、一人娘の花の本を後園の屋敷に住まわせ、男を通わせなかった。ある年の秋、高貴ないでたちの美男が夜ごと訪れるようになり、娘も心を動かした。母は娘におだまきの糸を通した針を男の衣の首に刺させ、翌朝、家人四、五十人と糸をたどると、日向と豊後の境の嫗岳という山の大穴に至った。穴から出た大蛇は自分が娘の通い人であると告げ、腹に宿った男子を捨てずに育てよと言い残して死んだ。この大蛇こそ嫗岳明神であった。生まれた子は足のあかぎれからあかがり大弥太と呼ばれ、その五代の孫が尾形三郎惟義で、身に蛇の尾の形と鱗があったので尾形といったという。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

種別から探す

穴森大明神大蛇花本姫緒方惟栄蛇婿入り苧環型

竹田市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『日本伝説大系 第13巻』の伝承