首なしで走った上川の婆さんの塚
どんな伝承か
大陰城が長宗我部方に落ちたのは、上川の婆さんが水の通り道を敵に教えたためだと伝わる。事の後、家来が婆さんの首を打ち落としたところ、首のない体はそのまま走り出し、しばらくして倒れた。人々はその倒れた場所に塚を築いたという。旧暦六月二十八日には、前奥の人たちがこの塚を祀っている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。