盆に祀る京女郎の墓
どんな伝承か
高知県幡多郡沖ノ島古屋野(現・宿毛市)には、京女郎の祭という行事が伝わっている。昔、京都から流れ着いた女郎をこの地に葬った墓があるといい、盆の十六日になると村人たちが集まって供養の祭りを営む風習が今も続けられているという。同種の京女郎にまつわる伝説は沖ノ島の他の集落にも見られ、島全体で語り継がれてきた話型である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。