雪舟駒つなぎの絵馬
どんな伝承か
高田郡吉田町相合の宮崎神社では、秋祭りに本殿前へ古い絵馬を掛ける。この絵馬は毛利輝元の時代に有名な画家が描いたと伝える。額の馬は秋になると田や畑に出て稲や芋を食べたので、村人は困り果て、画工に頼んで手綱を描きそえてもらった。そのうえで大きな箱に入れ、一年中の穀物を入れておいたところ、馬は抜け出さなくなったという。それで年に一度だけ本殿に掲げるのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。