渋谷金王丸と源義朝
どんな伝承か
文治二年正月三日、渋谷金王丸は主君義朝の変事を聞いて浴室へ駆けつけようとしたが、知多郡南知多町の旧野間町田上乱橋で長田の兵とこの橋のたもとで乱戦となった。逃げようとした長田一族の負傷者を金王丸と玄光が捕らえ、「無道の逆族」と罵って大水溜・小水溜へ投げ込んだ。後世、里人はこれにちなみこの二つの水溜を大乱れ・小乱れと呼び、橋の名も乱橋と呼ばれるようになったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第7巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第7巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全97話(愛知・岐阜・長野・静岡=中部)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。