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子授け閻魔と子育ての正津の姥

所在地埼玉県草加市新善町(西光院)
登場子を願う人々
出典草加市史 民俗編――伝説

どんな伝承か

新善町の西光院の境内には三尺四方の祠があり、閻魔大王と正津の姥が祀られている。正津の姥は葬頭河婆や奪衣婆とも呼ばれ、三途の川のほとりで亡者の衣をはぎ取るという鬼女である。閻魔大王は昔、土地の田中家が先祖供養のために納めたものだが、その後同家が子宝に恵まれたことから、子授けの閻魔として信仰されるようになった。一方の正津の姥も、この世で苦しむ人々を救うといわれ、百日咳を治す、乳の出ない母親に乳を授ける、子のない人に子を授けるなど、子育てにまつわる御利益があると信じられてきた。

原典より

さて閻魔大王の方は、その昔、土地の田中家がその先祖供養のために奉納したものであるが、その後子宝に恵まれたことから「子授けの閻魔」といわれて信仰されてきた。—— 草加市史 民俗編――伝説(草加市(編)・草加市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

草加市史 民俗編――伝説(草加市(編)・草加市史)

『草加市史 民俗編――伝説』は、草加市史民俗編のうち「二 伝説」の章である。地名起源・塚・神々・地蔵・薬師・観音・その他の神仏・旅の僧・動物と妖怪の九節で、柿木や青柳の地名の由来、毛長神社の御神体、疣地蔵や火あぶり地蔵、雨乞いの龍、むじな大尽などを、『新編武蔵風土記稿』や縁起碑、土地の伝えによって記す。第十節「世間話」は狐・むじな・狸・雷獣の聞き書きを集め、話ごとに町名と話者の頭文字・生年を添える。

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閻魔子授け子育て百日咳

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