地獄そば
どんな伝承か
千葉県印旛郡のあたりで、畑にはびこる草を根から絶やそうとしていると、「貸してくれ」と言って鎌を借りに来た者があった。草が出ないようにするからと鎌を借り、穴を掘って埋まってしまったところ、その翌年からその一帯の部落では草が生えなくなったという。竜ケ崎市佐沼在住の話者が昭和五十九年に語った話で、本文中では話の舞台を明確に千葉県印旛郡としている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書・自治体史(民俗))
『竜ケ崎市史民俗調査報告書2(長戸・大宮地区)』所収の伝説・怪異。茨城県龍ケ崎市の長戸・大宮地区に伝わる口承を採録する。