ジンシチの田うない(若柴・大羽谷津)
どんな伝承か
馴馬には昔、ジンシチという人がいたという。ジンシチはたいそう強力で、あるとき田んぼへ行きながら仕事もせずに昼寝をしていた。そこへ主人が来て、万能を持って行ってしまった。しばらくしてどうしているかと思い、主人が田んぼへ行ってみると、ジンシチは道具も使わずに手で田をうなっていたという。若柴と大羽谷津で採録された話である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)――伝説・怪異(龍ケ崎市(編)・竜ケ崎市史民俗調査報告書・自治体史(民俗))
『竜ケ崎市史民俗調査報告書1(馴柴・八原地区)』第8章口承文芸所収の伝説・怪異。茨城県龍ケ崎市の馴柴・八原地区に伝わる口承を採録する。