白い鳥になって飛んだ住職
どんな伝承か
白石市小原の下戸沢に、明治の頃の住職をめぐる短い話が残る。松田ダイケンという住職が、自分が死んだときには白い鳥になって飛んでやると言っていた。そして実際に、三日月さんの杉林を白い鳥が飛んだのだという。報告書に記されているのはこれだけで、その鳥がどこへ去ったかまでは語られていない。言い残した言葉と、あとから現れた一羽の鳥とが結び付けて語られている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
宮城県白石市下戸沢民俗調査報告書――伝説・怪異(民俗調査報告)
『宮城県白石市下戸沢民俗調査報告書』所収の伝説・怪異・口承文芸。奥州白石川沿いの下戸沢に伝わる怪異と信仰を採録する。