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ニツ岩の渕

所在地群馬県富岡市妙義町行沢(二ッ岩)
年代伝承
登場里人
出典妙義町の民俗――伝説・怪異

どんな伝承か

行沢を流れる高田川には深い渕があり、一ツ岩、二ッ岩と呼ばれている。二ッ岩から鳥居を流したところ、下仁田町の小坂にあるクモが渕に浮かび上がったといい、また向こう側からニワトリを流すと、三日目にこちらの渕に浮いてきたとも伝えられる。それほど深い場所なので、子どもがぐずって泣きやまないときには、聞き分けのない子は二ッ岩に流してしまうぞと言って脅したという。

原典より

深い所で、子供がぐずって泣くと「わからずの子はニツ岩に流すぞ」といっておどした。—— 妙義町の民俗――伝説・怪異(群馬県民俗調査報告書 第25集・群馬県民俗調査報告書) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妙義町の民俗――伝説・怪異(群馬県民俗調査報告書 第25集・群馬県民俗調査報告書)

『妙義町の民俗――伝説・怪異』は、群馬県民俗調査報告書第二十五集『妙義町の民俗』のうち、年取りの習俗と口頭伝承を収めたものである。上高田・菅原・大久保・中里などで聞いた、お菊さま・一山和尚・爪引き地蔵、天神様や弘法大師ゆかりの石・井戸・池、大桁山や妙義山の天狗と大蛇の伝説と、屁の名人へっぴり関の話、死の知らせや火の玉、化かされた話などの世間話を収める。口頭伝承は昔話・伝説・世間話と怪異・諺と謎に分かれ、各話の末に聞いた土地の名を添える。

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