堰に投げ込まれて喜ぶ雨降り地蔵
どんな伝承か
『白河風土記』によれば、丸山には農夫の時右衛門が持つものと金五郎が持つものと、二つの地蔵堂があった。今ではどちらがどちらか分からないが、子守地蔵と雨降り地蔵が残っている。雨降り地蔵は常松マケが守り、縁日は四月十四日である。この地蔵は子供たちが堰へ放り込んで水遊びの相手にしたが、そうして子供に遊ばれることを大変喜ばれるのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
天栄村史 第4巻(民俗編)――憑依と怪異・呪術(天栄村(編)・天栄村史・自治体史(民俗))
『天栄村史 第4巻(民俗編)』第六節ほか所収の憑依と怪異・呪術・神社伝承。福島県天栄村に伝わる信仰と怪異を採録する。