縄ないの名人(大房)
どんな伝承か
大房の泉屋にはたくさんの使用人が働いていたが、その一人に縄ないの名人がいた。その男が穀入れの上にのぼってショリショリと縄をなうと、その下には女がいて、なわれた縄をたぐって束にする役をした。ところが、女がどんなに急いでたぐっても、男のなう縄のほうが速かったそうである。それほどの名人であったと語り伝えられている。
原典より
大房の泉屋にはたくさんの使用人が働いておったがその一人に縄ないの名人がおった。—— 利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史・自治体史(民俗))
『利根町史 第4巻(通史・民俗編)』第一章所収の民話と伝説。茨城県利根町の文・布川・文間・東文間各地区に伝わる口承を採録する。