権現塚に葬られた玄慧法師
どんな伝承か
利根町大平には、大平権現を助けて村を開いたという名僧の話が残る。玄慧法師と呼ばれ、小島法師の名でも語られたこの僧は、この土地で『太平記』を書き上げたのだと伝えられている。亡くなったのは大平権現よりのちのことで、村人たちは、これから先も自分たちを守り続けてもらおうと願い、権現塚のかたわらに葬ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
利根町史 第4巻(通史・民俗編)――民話と伝説(利根町(編)・利根町史・自治体史(民俗))
『利根町史 第4巻(通史・民俗編)』第一章所収の民話と伝説。茨城県利根町の文・布川・文間・東文間各地区に伝わる口承を採録する。