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ガラス戸に映る南京の死者たち

所在地東京都杉並区
年代現代
登場小沢良吉
出典現代民話考 ― 軍隊

どんな伝承か

杉並区の青梅街道沿いでクリーニング屋を営んでいた男が出征し、上官の命令で南京の虐殺に手を染めた。負傷して日本へ送り返されたが、帰国してから、夜に手洗いへ立つたびにガラス戸へ次々と殺された中国人の亡霊が映り、男は手洗いの中で立ちすくんでいたという。妻もその亡霊を目にしたと語っている。男はついに心を病み、松沢病院で亡くなった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 軍隊(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 軍隊』を小話単位で全712話収録。徴兵・新兵・上官・戦地・戦争の残虐・敗戦・収容所・軍隊の怪談など、軍隊と戦争にまつわる兵士たちの現代民話を全国(一部は戦地・海外)から採集し話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明189話・市区町村判明76話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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