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大晦日の海に立つ竜宮神の火

所在地愛知県知多郡南知多町大字篠島
年代現代
登場
出典現代民話考 ― 偽汽車

どんな伝承か

知多半島の沖に浮かぶ篠島では、旧暦十二月の大晦日の夜更けに「竜宮神の火」と呼ばれる怪しい火が現れると伝えられてきた。この火がどちらの海に立つかで、その年の漁の吉凶が読めるという。内海のほうに現れた年は内海の漁師が大漁になり、外海に現れた年は外海の漁師が大漁になる。年の変わり目に海上へ点る火を、島の漁師たちは豊漁を告げる知らせとして迎えたのである。愛知県教育会編『愛知県伝説集』にみえる。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 偽汽車(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和〜平成)

松谷みよ子『現代民話考 ― 偽汽車』を小話単位で全525話収録。汽車・船・自動車などの乗り物にまつわる現代の民話・怪談を全国から採集。狐狸が汽車に化ける偽汽車、船幽霊、タクシーに乗る幽霊などを地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明359話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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