入間市に関する伝説や怪異について
どんな伝承か
北辰一刀流の剣術道場「愛武館道場」を開いた富田鑑七の墓は、後に無縁仏となって忘れられていた。剣道場を開いた縁で墓守りを引き受け、一〇年ほど彼岸と盆の墓参りを続けていた昭和六〇年、先生の供養を行い、そのついでに墓を写真に撮った。すると墓碑の隣に、富田鑑七のひげも鼻の形もはっきりとわかる顔が浮かんで写っており、五年前に撮った写真には何も写っていなかったのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 12 写真の怪・文明開化(松谷みよ子・現代民話考・1990年代初期(平成初期))
松谷みよ子『現代民話考 12 写真の怪・文明開化』を小話単位で全550話収録。心霊写真など写真の怪と、文明開化期の怪異にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明496話・市区町村判明377話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。