七夕井
どんな伝承か
福岡県八女郡白木村に七夕井と呼ばれる井戸がある。毎年七月朔日から七日までの間、毎夜この井の上に必ず雨が降るといい、それゆえに七夕井と呼ばれていると伝わる。『南筑明覧』に載る話で、水にまつわる不思議を語る伝説の一つである。本書は水の部に、名を負う井戸や清水の伝説を各地から集めており、この七夕井もその一つとして挙げられている。
原典より
毎年七月朔日から七日まで毎夜この井の上に必ず雨がふるといひ、ヒ夕井といつてゐる(南筑明覽)。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。