丈競石
どんな伝承か
福岡県朝倉郡安川村三府森の老松神社近くの田の中に、丈競石と呼ばれる石がある。神功皇后がこの石と背丈を競べられたと伝えられている。長崎県東彼杵郡宮村にも同様の伝承があり、宮村能登守通貞の嫡男・悪四郎が十七歳のとき自らの身長と力量を後世に伝えようとこの大石を運んだといい、石の下には座高を示す小さな石も添えられているという。
原典より
老松神社の近くの田の中にあつて、神功皇后この石と身長を競べ給ふたといふ。—— 日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。