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天草魚貫の夕日の舟渡し

所在地熊本県天草市魚貫町
年代不明(著者見聞)
登場柳田国男、著者
出典定本柳田国男集 第2巻

どんな伝承か

海の草は磯の香というものの元らしいが、浪に打ち寄せられて枯れ朽ちる時でないと、旅をする者の目に触れることが稀である。天草下島の魚貫という浜近くに、夕日の最も美しい舟渡しがあった。一丈余りの水底は一面の草原で、絶えず靡いている植物の間から、色々の小石の光っているのが、あたかも花などのように見えていた。柳田はこの渡しの光景を、佐渡鷲崎の澄んだ潟とならべて、海の草の美しさを語る印象として書き留めている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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